普段、なにげなく口にしている食べ物は、どれほど多くの「いのち」によって支えられていることでしょうか。肉や魚、野菜という生き物のいのちは当然のこと、食材を育む太陽の光や大地や海といった自然の恵み。農業や漁業、運搬や調理に携わる人の手。いわば食は、「いのち」と「いのち」の絆の中をリレーして運ばれてくるとも言えます。本展は、そうしたいのちの物語を自然のうちに感じていただけるよう工夫を凝らしました。「ごはん」はいちばん身近な文化とも言われています。普段はあまり見つめることのない「ごはん」の世界を、子どもたちと一緒にのぞいてみてください!